テキストをEvernoteへインポートする
プレーンテキストを、見栄え良くEvernoteにインポートする
プレーンテキストを、それなりに体裁を保ってEvernoteにインポートする、「txt2en」(text to Evernote)というWindows用のツール(ソフト)を作ってみました。
開発するに至るまで
文具好きと言うことで、紙とペンも多用していますが、電子的にメモを取ることも、もちろんあります。PCでメモを取るときは、テキストエディタ(秀丸エディタ)を使っています。自分で使いやすいようにカスタマイズもしてあって、頭の中の整理(書き出し)をするときも、議事メモを取るときも、たいていテキストエディタです。
一方、文書の中長期的な保存には、ここ1年半ほどEvernoteを使うようにしています。('11年3月現在) まだイマイチ使いこなせていないのですが、一元管理できるので「どこに保存したっけ?」がないですし、テキストファイルのままで持っているより検索しやすいです。また、無料アカウントでも、テキストと一緒に画像を登録できたりします。
このような運用をしていると、テキストエディタで取ったメモ(プレーンテキスト)をEvernoteに持って行く機会がたびたびあるのですが、Evernoteはリッチテキスト形式なので、そのままプレーンテキストを持って行くとフォーマット(体裁)が崩れてしまい、それをプレーンテキストのときと同じような体裁に整え直すのに、かなり苦労していました。まぁ、気にしなければいいんですけど、A型の性分と言いますか…
私がエディタでメモを取るときには、タブによるインデントや、中点"・"を使った箇条書きを多用するのですが、そのままコピー&ペーストすると、いかにも「プレーンテキストをコピペしました」的な見栄えになってしまい、イマイチ見にくい(醜い
)です。
ホームページのURLだって、せっかくEvernoteに持って行ったのなら、ワンクリックで飛べるようにハイパーリンクにしたいです。
最初っからEveranoteでメモを取れば、こんな苦労も減るのですが、Evernoteのエディタでは日本語入力がイマイチ安定していないですし、エディタのようにキーカスタマイズができないので、文字を入力できるスピードが全く違います。
同じような苦労をしているヒトはいないものかと、ネットを探してみたのですが、どうもこのような考え方をするのは少数派なのか、なかなかEvernoteに特化したような変換ソフトは見つかりませんでした。
そこで、ちょっと時間が取れたので、変換ソフトを作ってみました。
もし、同じような苦労をしているヒトがいましたら、よかったらお試し下さい。うちの環境では正しく動いているのですが、大切な記録たちを保証することはとてもできないので、自己責任でお願いします
。
こんなソフトです
概要
- プレーンテキストを、Evernote Export形式(enexファイル)に変換する
- 生成したenexファイルを、Evernoteにノートとして追加する
できること
- タブでインデントされている行は、Evernoteのインデントに変換します。
- "----"とだけ書かれた行があれば、水平線に変換します。
- 「http://」や「https://」を見つけると、ハイパーリンクにします。
- 行頭が、「・」で始まる行を見つけると、箇条書きリストに変換します。
- 行頭が、「1. 」のように、数字(3桁以内)+". "で始まる行を見つけると、番号付きリストに変換します。
- 行頭に、[ ] や [■] と書いておくと、チェックボックスに変換します。
このページの最終更新時間:2016年08月18日 14時37分01秒
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