手帳のリフィル(Davinci)

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No.028　手帳のリフィル(Davinci)

Davinci(レイメイ藤井)の、システム手帳用リフィルを紹介します。

このメーカーのリフィルは「トモエリバー」という紙を使用しており、うたい文句として、

• 紙が薄い (手帳がぶ厚くなるのを軽減する)
• 下の内容が透けにくい
• インクの裏抜けが少ない

というようなコトが書かれており、私にとって魅力的なので、大型文具店に出かけたときに買ってきました。

ペンとの相性

このリフィルは「インクの裏抜けが少ない」とのことなので、試してみました。

「万年筆の文字」は、パーカーのXFのペン先と、インクに同じくパーカーのQuink(ブルーブラック)を使用。「ボールペンの文字」は、ステッドラーの油性ボールペン(中字程度)を使用。
写真では分かりにくいですが、紙が薄い分、どうしても読める程度に透けています。ただしインクが染みて裏にまで出ている様子はなく、実用に耐えうる範囲だと思います。

次に、「下の内容が透けにくい」とのことなので、試してみました。
先ほどの「裏抜け」確認に使用した紙の上にリフィルを1枚置いた様子です。

これも写真では分かりにくいですが、読める程度に透けています。実用に耐えうる範囲でしょう。

プリンタとの相性

プリンタとの相性については、メーカーからは特に何も触れられていないのですが、私は無地のリフィルに自分用のフォーマットをプリントして使用するので、あまりにひどかったら使えません。
プリンタは、canonのMP-600('06年10月発売)を使用しました。

毎回ではないですが、ローラがこすれたような跡が見られます(写真左 「23」の文字)。他の用紙への印刷時には見たことないので、プリンタ側の要因ではないと思っています。
これも時々ですが、インクの乾きが遅いのか、横に擦れるように延びる様子も見られます(写真右 「Mar」の文字)。
このプリンタは、黒は顔料インク、カラーは染料インクを使用しています。黒インクについては全く裏移りしていません。カラーインクはわずかに裏移りがありますが、これは従来使用していたリフィル(N PLANNING社製)と比べても同程度です。
いずれの現象も実用に耐えうる範囲ではあるので、様子を見ながら使っているところです。

その他

薄いのが特徴なのですが、それ故のデメリットもいくつかあります。
まず、今までのリフィルに比べて、かなりめくりにくいです。1枚だけめくろうとしても、すぐ後ろのページが付いてきてしまいます。
そして、何かと気を遣います。丁寧にめくってあげないと、すぐにビリッと破れてしまうような印象を受けます。また、消しゴムをガンガン使うのも要注意でしょう。ただこれは試したワケではないので、意外と強いのかもしれません・・・?

紙の幅が、よくあるリフィルに比べて若干狭いです。試しにASHFORDのリフィルと比べると、約4mmほど狭いです。これは、Davinciの「ジャストリフィルサイズ」という幅が狭い規格に適合させているためのようです。特にプリンタで印刷するときにレイアウトの制限が出ました(従来のレイアウトでははみ出てしまう)。

私は無地ノートを購入しましたが、無地とは言いつつ、端のほうに型番やロゴが印刷されています。この辺は好みの問題もあります(何も書いてないと同じ物を買うときの手がかりがない等)が、今まで使っていた他社製リフィル(N PLANNING社製)が全くの無地だったこともあり、私はちょっと気になりました。

手帳が分厚くなりがちで困っているヒトにはお試しの価値があるかなーと思いますが、特徴(個性?)が強いので万人には勧められないような印象を持ちました。

メーカー : レイメイ藤井
購入場所 : 大型文具店
購入価格 : \250

評価内容	とっても個人的な評価
	←	１−２−３−４−５	→
オススメ度	よく考えてね		オススメ！
実用度	不便かも		これは便利！
価格性能比	値段の割には…		値段の価値アリ
キワモノ度	普通に使えます		注目の的？！