preppy

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No.047　preppy

プラチナから出ている200円万年筆「preppy」を、今さらながらに買ってみました。

200円でありながら、イリドスミン付きのペン先や、乾燥防止キャップ、コンバーターにも対応しているなど、意外と本格的です。

'09年10月現在で、全部で7色出ています。インク色に合わせて、キャップとペン先の色が違います。私は、金ニブっぽい ということで、黄色をチョイスしました 。ペン先は塗装なので、そのうちはがれてくると思いますが…

ニブの裏には、しっかりとイリドスミンが付いています 。書き心地の向上や、ペン先の摩耗防止に役立っています。

キャップは、乾燥防止のため、スプリングで密着する仕組みになっています。少なくとも、2ヶ月ほどはOKです。私の場合、約2ヶ月でインクを使い切っているので、それ以上持つかどうかは試せていませんが、最後までかすれることなく書けているので、2ヶ月以上でもまだまだ乾燥することなく使えそうです。
　　

本格的な要素を秘めている万年筆とはいえ、やはり所詮はチープな部類のステーショナリーです。最初の写真にもありますが、透明なペンの軸には、注意書きなど、いろいろな塗装がされていて、それが安っぽさに拍車をかけています 。
…ということで、塗装をはがしちゃいました。わたしは、アクリル研磨剤を使って磨き落としましたが、きれいな透明軸になりました。「なんちゃってデモンストレーター」状態です 。

金ニブっぽくするために黄色を選んだのですが、黄色のインクは正直使いにくい、ということで、インク色を変更しました。プレピーは、ちゃんと、プラチナの万年筆用コンバーターが使えます。なので、コンバーターを使って、インクを替えてみました。
インクは、HERBINのトラディショナルインク、ヴィオレ・パンセです。

ほかに、付属インクカートリッジのインクを抜いて(抜いたインクの廃棄は、新聞紙などに染ませてしまうといいらしい)、キレイに洗って、そこにスポイトで好きなインクを流し込む方法もあるようです。プラチナのカートリッジにはボールが入っていて、インクの撹拌(かくはん)に役立つ、という説を聞いたことがありますが、実際はどうなのかは、分かりませ〜ん 。

このペンの難点としては、安いだけあって、個体差があるようです。実は私が今使っているものも2本目で、1本目はペン先が太くて、紙によってはかなりのニジミを起こしていました。練習がてら、調整してみたのですが、ものの見事にガリガリの筆感に… 　まー200円なので、気軽に試して、気軽に買い直しました 。
2本目は、ルーペで確認したらややインクフローが渋そうな雰囲気だったので、あらかじめ調整してみたところ、それが良かったのかどうかは分かりませんが、なかなか滑らかに書けています。

内部のキャップが密着する様子や、フィンがインクを調整する様子がよく見えるので、万年筆のお勉強用にもいいですね。
当たりハズレがなかったら、もうちょっと気楽に勧められるんですけど…

メーカー : プラチナ万年筆
購入場所 : 大型文具店
購入価格 : \210

評価内容	とっても個人的な評価
	←	１−２−３−４−５	→
オススメ度	よく考えてね		オススメ！
実用度	不便かも		これは便利！
価格性能比	値段の割には…		値段の価値アリ
キワモノ度	普通に使えます		注目の的？！